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  • 2024/05/04 05:22

MySQL インストール(インストーラー)の種類について

MySQL の調べ物

 前回 にPHP やMySQL の本などに付いているCD のインストーラーを使わずに
MySQL のサイトからMySQL 本体のインストーラー をあえてダウンロードして使おうと
言っていました。

 これはなぜそう思ったかと言うと、本とかWebサイト 上の説明では、

「個人利用なら迷わず MySQL Community Server版」とか、   ・・・
「最新版ではない安定版は Generally Available (GA) Release」とか、   ・・・
あったりしたり、これについては、ある程度そのままなのですが、
それを選ばない方法だとどうなるのかともちょっと好奇心や疑問も残り、
多少それも調べられるなら調べて納得の上でインストールして使おうと思ったからです。

 後、実際にダウンロードサイトへ行くと、
ファイル名に「essential」の文字が付いた物と、そうでない物があったりして   ・・・
これはどう違うのかとか悩む処があります。
 この辺りもちょっと違いが分からなかったので実際にインストーラーの画面を確認して
何が違うのかも調べて納得の上でインストールしてみようかとか、
後々気に入らないなら変えられる様に覚えで書いておけば良いと思ったからです。

では実際の違い3点(  )について纏めておこうと思います。

 


  MySQL Enterprise と MySQL Community Server の違いについて 

 これについては、表みたいな物になってしまうもで、URL でリンクを残しておこうと思う。

MySQL Enterprise と MySQL Community Server のどちらを利用するべきか?(MySQL 公式)
細かくは無く宣伝っぽいが公式の説明なので、率直にこれ以外に語弊の少ない物は無い。

MySQL - "Enterprise"と"Community"の違いとは? (マイコミジャーナル)
参考に。


 実はこれだけでは説明は足らない、MySQL Enterprise には契約サービスのレベルと言う物があるらしく、
レベルは4つあり、「Basic」、 「Silver」、 「Gold」、 「Platinum」 があり、ソフトウェアで分類すると
「Basic」 と「Silver」 は MySQL Enterprise Server Pro エディション、
「Gold」と 「Platinum」 は MySQL Enterprise Server Advanced エディションである様だ。
これもリンクによって残しておこうと思う。

MySQL Enterprise レベル別サービス早見表(MySQL 公式)
言葉のまま契約サービスが載っている。

MySQL Enterprise - MySQL Enterprise Server(スマートスタイル)
正規代理店らしい。主に「Pro」と 「Advanced」 エディションについて書かれている。

 
 安定を優先か、機能を優先かを示す リリースタイプの定義


 他のソフトにもあるが、最新版が常に新機能があり、バグが取れているとは限らない、
この違いをMySQL では4つのタイプで表すと公式ページ に書いてある。

リリースタイプの定義(MySQL公式)
一応ですが以下の4つのタイプの書かれた公式ページ

MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 2.1.2.1 インストールする MySQL のバージョンの選択(MySQL公式)
こちらには詳細な選び方が書かれています。


- - - アルファ版 - - -

アルファ版は専らプレビュー用です。

- - - ベータ版 - - -
ベータ版は新たな開発案件での使用が適当です。
ベータ版の範囲内で機能や互換性についての一貫性が保たれています。
ただしベータ版には未対応の主要なバグが多数含まれている可能性があります。

- - - リリース候補(ガンマ版)のリリース - - -
ガンマ版とも呼ばれるリリース候補バイナリは安定と考えられ、
MySQL内でのすべての試験に合格し、既知の致命的なバグがすべて修正されています。
ただし、このリリースは一般に広く使われた期間が十分でなく、
すべてのバグが特定されているかどうかわかりません。

- - - GA(Generally Available:プロダクション版)のリリース - - -
GA(Generally Available)版はプロダクション版としても知られており、
安定で、初期のリリース段階をすべて満足に通過し、高い信頼性が見込まれ、
重大なバグがなく、プロダクションシステムでの利用に適したリリースです。
 


MySQL Community Server のタイプによる違い

 MySQL Community Server をダウンロードしようと思い、
ここでも何かインストーラーの名前の違いに戸惑った。

以下インストーラー形式のものは2種類の名前があった。

mysql-essential-5.1.45-win32
mysql-5.1.45-win32

ここでバージョンはどうも規則がある様で、
Enterprise Server のリリースの番号は偶数(例えば、5.1.20)
Community Server のリリースには奇数 (例えば、5.1.21)
だそうです。

詳細は以下リンクより

MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 2.1.2.3 リリースの更新方法と時期(MySQL公式)

以下リンクにもっとバージョン 表記について記述がありました。

MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 2.1.2.2 配布フォーマットの選択(MySQL公式)

 また、essential の意味がわからなかったのでとりあえず英語の辞書を調べた。
essential 意味:①不可欠の,肝要な ②本質的な,根本的なとある。

 意味からして、根本的なMySQL の部分のみがessential なのだと思う。


 今更ながらWeb で調べなおしてみたら、公式サイト に情報があった。以下リンク

MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 2.3.1 インストール用パッケージの選択(MySQL公式)
3種類の配布形式があり違いが書いてあった。

 また公式の上記のリンクには、インストーラーと 非インストーラーのインストールの仕方が書いてあり、
「殆どのユーザーには基本パッケージをお勧めします。」と書いてあるが、
非インストーラのインストールの方法が書かれたページには、MySQL のWindows での環境設定方法や、
MySQL がどの様に起動するかや挙動について書かれていて、かなり後々何かあった時には
見直しで設定が効くと思えた。

 この公式の情報によると、3種類の配布形式があるのだが、
基本パッケージ(ファイル名の例:mysql-essential-5.1.15-beta-win32.msi)
完全パッケージ(ファイル名の例:mysql-5.1.15-beta-win32.zip)
インストールなしのアーカイブ(ファイル名の例:mysql-noinstall-5.1.15-beta-win32.zip)

とあり、その情報には、完全パッケージ には、
「埋め込みサーバおよびベンチマーク スイートなどのオプションのコンポーネントを含んでいます。 」
と書いてあるが良くわからなかった。 また、インストールなしのアーカイブ は、
「設定ウイザードを除く完全なインストールパッケージと同様のすべてのファイルを含んでいます。」
とある。

 「埋め込みサーバおよびベンチマーク スイート」 の意味がわからなかったので、
調べてみた。どちらも普通にMySQL公式サイト からみつけました。

 まず、「ベンチマーク スイート」の説明ですが、こちらでは「スート」 ではなく、「スート」 でした。
つまり、「ベンチマーク スート」でした。
以下リンクです。

MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 6.1.4 MySQL ベンチマークスィート
SQL 実装のパフォーマンスを向上または低下させる操作をユーザーに示すことを目的としているのが
MySQL ベンチマークスィート の様です。


 次に「埋め込みサーバ」についてですが、これはどうも
MySQL の使用スピード上げたり、使用方法を変える為に用いる手法の事を意味していて
その手法はC/C++言語などから呼び出す事を「埋め込み」と言っている様です。
 つまり言い直すなら、MySQL への操作を根本的な要求をC/C++言語で書いて、
アプリケーション全体などから見てスピード効率を上げる方法を用いたい場合に
「埋め込みサーバ」を使えば良いみたいです。
以下リンクです。

MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 23.1.1 埋め込まれたMySQLサーバライブラリーの概括
C/C++の言語以外を使って利用可能な埋め込みサーバは存在しない様です。


今できるのはインストーラー形式のパッケージの比較をしてみようと
「基本パッケージ」 と、「完全パッケージ」 のインストールウィザードの比較をしてみた。

 どちらも以下の選択で「custom」を選んで、インストールできるコンポーネントの
違いを調べてみた。

<ウィザードのインストールタイプ選択画面>
ウィザードのインストールタイプ選択画面

ここで「Next >」を選ぶと選択できるコンポーネントの画面になるが、
ここで

mysql-essential-5.1.45-win32(基本パッケージ)
mysql-5.1.45-win32(完全パッケージ)

の違いを見てみる。
<インストールをカスタムにしたときの違い>

インストールをカスタムにしたときの違い

 とりあずこの両者の容量自体が70Mも違ったのでその違いはあるに決まっていたが、
何やらこの図からだと以下が違う様だったので、もう一度テキストに置き換えて
比較してみた。

┣MySQL Server
┃  ┗MySQL Server Datafiles
┣Client Programs
┃  ┣MySQL Command Line Shell
┃  ┣MySQL Command Line Utilities
┃  ┗MySQL Server Instance Config
MySQL Instance Manager ①
Documentation ②
┗Developer Components
    ┣C Include Files / Lib Files
    ┣Embedded Server ③
    ┗Scripts, Examples ④

この①~④の部分が以下がessential には無い様です。


まぁ今回はこれぐらいにして、次回にこの①~④について調べて見ようと思う。

拍手[3回]

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  • 2010/04/12 03:14

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