前回の「
MySQL インストーラーの種類について」にて、
MySQL Community Server のタイプによる違いで3種類あることがわかり、
そのうちの
完全パッケージ と、
インストールなしのアーカイブ という物は、
基本パッケージ にはないコンポーネント が含まれている事がわかったが、
そのコンポーネント が何か今回は調べてみようと思う。
① MySQL Instance Manager
② Documentation
③ Embedded Server
④ Scripts, Examples
が基本パッケージ に含まれていない事はわかった。
毎度ながら調べながら書いているので、違いがある場合には修正しています。
また、初めから見当が付かない場合はそのまま英語を訳してとか考えていますが、
単純にパッケージを展開してフォルダの比較まで最終的にしないと
わからない?もしくは予想だけでは理解したことにならない気がするので、
フォルダを展開して比較してみるかもしれません。
とりあえずですが、多少わかったことです。
① MySQL Instance Manager
MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 4.4 mysqlmanager(MySQL公式)
これはどうも、実行ファイル形式のコマンドとスイッチの事を指し示している様です。
MySQLはプログラムのオプションを指定して操作や確認が出来る雰囲気の様です。
GUI 環境もインストールされるのか知りたかった為、google の画像で検索してみた所、
なんだかMySQL 用の他のツールの画像で、名前がMySQLManeager と類意しているか
同じ名前のGUIのソフトウェアの画像が沢山出てきたので、GUIではなくコマンドライン(CUI)の
実行形式のファイルの事を指しているのかな?と思います。
MySQL のコマンドは以下リンク
MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 4.1 サーバ サイド プログラムの概略(MySQL公式)
ここに基本的な操作、実行ファイルのコマンドについての一覧の概略がかかれている。
ついでだが、この上記公式のリンクに書かれているコマンドを列挙してみる。
mysqld
mysqld_safe
mysql.server
mysqld_multi
mysql_install_db
mysqlmanager
mysql_fix_privilege_tables
mysql_upgrade
mysql_tzinfo_to_sql
make_win_bin_dist
make_binary_distribution
これだけ書いてあった、そして何か、また、上記の① MySQL Instance Manager の
説明のリンクと同じですが
4.4 mysqlmanager(MySQL公式)には、
「MySQL Instance Manager は
mysqld_safe
スクリプトの代わりに使用し」と書いてあり、
え?これはスクリプトなの??? と一瞬思わせる事が書いてあります。
これはまだインストールして使ってみないとわかりませんが、以下リンクには
MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 4.3.1 mysqld_safe - MySQL サーバ スタートアップ スクリプト(MySQL公式)
コマンドラインから
mysqld_safe に指定したオプションのすべては、
mysqld に渡ります。
mysqld_safe へ特定のオプションを使用し、それを
mysqld がサポートしない場合は、
コマンドラインでの指定はしないでください。
その代わりに、オプション ファイルの
[mysqld_safe]
グループでそれらをリストしてください。
詳細は、
項3.3.2. 「オプションファイルの使用」 を参照してください。 と書いてある。
これはどうも、オプションファイルを使って起動するコマンドの様で、
それをスクリプトと指し示して読んでいるのかな?と思いました。
どうも同じことをするにも、バージョンや使い方によってコマンドが分けられていて、
違う様ですが、
mysqld_safe の実体はmysqld ある雰囲気すが、
「オプション ファイルの
[mysqld]
、
[server]
、
[mysqld_safe]
のセクションから
すべてのオプションを読み取ります。
」 とも
上記リンク(4.3.1.
mysqld_safe — MySQL サーバ スタートアップ スクリプト)にも
あったので、同じ様な事を言っていますが、多分、
オプションファイルのセクションの事をスクリプト と言っているのでしょうか???
そんな雰囲気でした。
しかし!そうこうしているとやっとお目当てのスクリプトと実行ファイルについての
公式の説明を見つけました! orz orz orz
MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 3.1 MySQL プログラム の概要
「MySQL サーバとその起動スクリプト」 と一見簡単に書いてあるので、
ファイルの実体としてみた場合とか、インストールした時に何がその機能をもたらすかの
イメージは、やはり迷って探さないと結びつかないと思った。
そういう意味ではこのメモは残してよかったかな?w
最後にまだ良く理解していませんが、確実に関係していると思われるオプションファイルの
説明について、公式リンクを残しておきます。
MySQL :: MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 3.3.2 オプションファイルの使用
② Documentation
③ Embedded Server
④ Scripts, Examples
さぁこの3つについて調べようと思って、本当に.msi の拡張子の前回説明した
mysql-essential-5.1.45-win32.msi (基本パッケージ)
mysql-5.1.45-win32.msi (完全パッケージ)
上記の2種ファイルを解凍して比較ソフト「DF」で比較してみました。
その解凍については、まぁ何時もなら.msi 形式のファイルをコマンドで解凍していますが、
今回は
「Universal Extractor」 (
本家DLのHP)というツールを使いました。
この「Universal Extractor」は、.smi 形式のファイル構造のまま?解凍してXML 形式で内部の状態を
一覧化してくれるマニアックな機能(msi2xml extraction)もありますが、
あまりにも情報が逆に細かすぎて、ファイル単位での比較をするのにはちょっと大げさすぎるw
なので、普通にファイルとして解凍してくれる機能(MSI Administrative Installer)を使って解凍してみた。
コマンドラインを使わなくて良いだけ実に便利であったw
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まぁいきなり
細かすぎる余談なんですが、私の過去の実験では、
Microsoft Windows インストーラ ツールのコマンド ライン スイッチ
Msiexec.exe 自体や、Msiexec.exe を使う.msi拡張子、.msp拡張子
とか
IExpress ソフトウェア更新プログラム パッケージのコマンド ライン スイッチ
IExpress パッケージのセットアップ プログラムは、
セットアップ情報 (.inf) ファイルまたは実行可能プログラムのいずれかです。
とか
Windows ソフトウェア更新プログラム パッケージのコマンド ライン スイッチ
Hotfix.exe または Update.exe をセットアップ プログラムとして使用するソフトウェア更新プログラム
パッケージ (以下、"Windows ソフトウェア更新プログラム パッケージ") で使用できる
コマンド ライン スイッチについて説明します。
やった記憶があります。
MySQL 話の中でなんですが、PHP だと例えば(
PHP マニュアルより)、
msiexec.exe /i php-VERSION-win32-install.msi /q INSTALLDIR=e:\php
とかを少し変えて使った覚えがあります。
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さて余談はいい加減な説明でしたが、その比較結果ですが、以下こんな感じでした。
[1] : mysql-5.1.45-win32 || [2] : mysql-essential-5.1.45-win32
L|.. || R|..
L|bin || R|bin
|data || |data
L|Docs || |
L|Embedded || |
|include || |include
L|lib || R|lib
L|scripts || |
|share || |share
|COPYING || |COPYING
|EXCEPTIONS-CLIENT || |EXCEPTIONS-CLIENT
|loginhdr.jpg || |loginhdr.jpg
|my-huge.ini || |my-huge.ini
|my-innodb-heavy-4G.ini || |my-innodb-heavy-4G.ini
|my-large.ini || |my-large.ini
|my-medium.ini || |my-medium.ini
|my-small.ini || |my-small.ini
|my-template.ini || |my-template.ini
|register.htm || |register.htm
|svctag.xml || |svctag.xml
日付とかパスとかはこのブログに載せるために「DF」の出力をカットしたりして形成しました。
以下は比較した重要な部分です。
② Documentation
[1] : mysql-5.1.45-win32 || [2] : mysql-essential-5.1.45-win32
L|Docs || |
③ Embedded Server
[1] : mysql-5.1.45-win32 || [2] : mysql-essential-5.1.45-win32
L|Embedded || |
④ Scripts, Examples
[1] : mysql-5.1.45-win32 || [2] : mysql-essential-5.1.45-win32
L|scripts || |
この結果を見て明らかにmysql-essential-5.1.45-win32.msi (基本パッケージ) には無くて、
mysql-5.1.45-win32.msi (完全パッケージ) にはある機能(ファイル)なんだとわかりました。
とりあえずこの段階で自己満足Lv1でしょうwww
これだけを知るにはどうせ一人でもやっているでしょうが、ブログに載せる為の
労力はやっぱり大変だと思いましたwwww
まぁでも見直せるのでこれで自己満足Lv2なのでしょう(謎wwwww
お粗末でした。
追伸:
③ Embedded Server の情報
なんともやはり使ってみないと分からないが公式リンクには以下の様にあった。
「MySQL Embedded Server 組み込みデータベースは、
ISVや OEM業者による自社開発アプリケーション・ソリューションのすばやい市場投入を可能にする、
管理手間ゼロかつ機能制限のないデータベース製品です。」
公式リンクは以下
MySQL :: MySQL Embedded Server 5.1(MySQL公式)
もう一度読み直してみると買わないといけない言い回しなのに、
MySQL Community Server版 に入っているのはサンプルの為なのだろうか?
OEM 供給用な感じなのですが良く分かりませんでした。
他のリンク以下
MySQL_Embedded.indd (Google のWeb上で見られるPDF ビューアのドキュメント)
元のリンク(
PDF)
MySQL Embedded(OEMライセンス)|MySQLソリューション(NECシステムテクノロジー)
OEMライセンスとある。
以上